ファストパス完全ガイド

ディズニーリゾートで遊ぶとなると、やはりアトラクションを思い浮かべますよね。しかし、人気アトラクションは1時間待ちが当たり前。混雑日になると、どのアトラクションも30分以上の待ち時間が発生し、人気のものとなると2時間以上待つことも。そこで利用したいのが、「ディズニー・ファストパス」です。指定された時間内にファストパス専用の入口からアトラクションを利用することができます。今回はこのファストパスについてご紹介します。

TDL【ファストパス】バズ(発券機)

ファストパスって？

通常の待ち時間よりも、少ない待ち時間でアトラクションを利用できるシステムです。アトラクション付近にある発券機から、チケット（入園済み）を使ってファストパスを発券できます。ファストパスには、ファストパス利用可能時間帯と、次のファストパスを発券できる時間が記載されています。ファストパスは１日に何度か利用できますが、１度発券すると少しの間、発券できない制限がかかります。大体２時間程度ですが、ファストパスを発券した時間と、利用できる時間帯にもよるので、その都度チェックしておく必要があります。うまく利用すれば、人気アトラクションも含め、１日により多くのアトラクションを楽しむことができます。

ファストパスを上手く利用するコツ

ファストパスはすべてのアトラクションで利用できるわけではなく、対象のアトラクションが決まっています。人気アトラクションばかりですが、まずはそちらを把握しましょう。

ディズニーランド

• ビックサンダー・マウンテン
• スプラッシュ・マウンテン
• プーさんのハニーハント
• ホーンテッドマンション
• スター・ツアーズ：ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー
• スペース・マウンテン
• バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
• モンスターズ・インク“ライド＆ゴーシーク”

ディズニーシー

• タワー・オブ・テラー
• トイ・ストーリー・マニア！
• ストームライダー
• インディー・ジョーンズ・アドベンチャー：クリスタルスカルの魔宮
• レイジングスピリッツ
• マジックランプシアター
• 海底２万マイル
• センター・オブ・ジ・アース

これらがファストパス対象アトラクションです。「１度は乗ってみたい！」と思う人気アトラクションですね。

ファストパスが必要なアトラクションを見極める

さて、それぞれ８つのアトラクションがありますが、その中でもファストパスを取る必要があるアトラクションと、ないアトラクションがあります。そうなんです、ファストパスが利用できるからといって、必ずしも発券する必要がないんです。例えば、ランドのスター・ツアーズは、１度に搭乗できる人数が多く、回転率もいいので、混雑日でも３０分前後の待ち時間です。シーの海底２万マイルは２０分前後、マジックランプシアター、ストームライダーも４０分前後と、ほとんどファストパスの意味がなくなってしまいます。空いている日の待ち時間を知っている方にとっては長い待ち時間ですが、混雑日の他のアトラクションに比べたらかなり短いので、使う必要がありません。

というのも、１度ファストパスを発券すると、しばらくの間別のアトラクションのファストパスを発券することができなくなってしまいます。ですので、１日の中でファストパスをできるだけ発券するとなると、少しでも無駄を省くことが重要になってきます。

パレード・ショー終了間際は要注意！

移動中でもパレードやショーを見かけると、つい足を止めてしまいますね。そうなると、つい終了まで見てしまうと思いますが、その後アトラクションへ向かうと、アトラクションの待ち時間が思ったよりも少なくなっていて、スタンバイで並んだり、ファストパスで並んでしまうことがあります。そうすると、同じようにパレードやショーを観終わったゲストの波が押し寄せてきてしまいます。そうなってしまうと、ファストパスに並んでも３０以上待つこともあります。スタンバイは…想像以上です。特にこの現象が起きやすいのが、ランドのスプラッシュ・マウンテンやビックサンダー・マウンテン、シーはセンター・オブ・ジ・アースやタワー・オブ・テラーです。パレードルートやショー会場が近い場所がなりやすい傾向にあります。注意してください。

移動の間に！

ファストパスは１度発券すると、指定の時間まで次の発券ができません。そこで、発券したら次にどのアトラクションのファストパスを利用するか、あらかじめ決めておきましょう。指定の時間にアトラクション周辺にいれば、すぐに発券することができます。移動中に立ち寄れるようにある程度、スケジュールを組む必要がありますが、難しいことはないのでやってみて損はないですよ！

最後に

ファストパス発見状況は、ディズニーリゾートの公式サイトでも確認することができます。そこで現在発券しているファストパスの、利用できる時間帯も把握できるので、スケジュールを組む際に参考にするといいと思います。アトラクションを待っている間に、次に決めておくのもいいでしょう。ただし、スケジュールを詰めすぎて、「ファストパスの時間に間に合わなかった！」ということがないように注意してください！