ここってディズニー？知られざるマイナーアトラクション

ディズニーのアトラクションと言えば、６０分待ちが当たり前のマウンテン系や、ディズニー映画関連の夢いっぱいのものを思い浮かべます 。

でも実はディズニーのイメージとは違うけれど、おもしろくて楽しめる場所があるのです！
今日はいつもと違うコースで楽しみたい、という時のおすすめアトラクションをご紹介。

童心に帰って島を探検

「トムソーヤ島いかだ」で渡る「トムソーヤ島」。
もちろんマーク・トゥエインの小説「トムソーヤの冒険」をモチーフとしており、ゲスト自身が歩いて島を散策するウォークスルー型のアト ラクションです。

トムソーヤ島

洞窟にツリーハウス、つり橋や砦など子供にとっては格好の遊び場です。
階段もありますが起伏はあまり激しくないので、意外にシニア世代のお散歩にもおすすめです。

ディズニーキャラクターに関するものはひとつもありません。

しかし、砦では隊長のいびきが聞こえたり、洞窟の中にヘビやカエル、ツリーハウスの落書きなど細かい作りこみがディズニーの世界観を感 じます。

ウォルト・ディズニーが直接設計に関わった唯一のアトラクションと言われています。

木の上の展望台

「スイスファミリー・ツリーハウス」は、巨大なツリーに上って探検するウォークスルー型のアトラクションです。
１９６０年に公開された「スイスファミリー・ロビンソン」の舞台を再現しています。
待ち時間は常に０分ですが、小さい子供連れや年配の方には少し厳しいかもしれません。

スイスファミリーツリーハウス１

スイスファミリーツリーハウス２

一見地味なアトラクションですが、「トムソーヤ島」と同じく、小さなこだわりや雑学がちりばめられています。
アトラクション内の数カ所に設置されたプレートをよく読みながら進むのがおすすめです。
寝室やダイニングの様子は、ツリーハウスや無人島生活に憧れた子供の頃の気持ちを呼び覚ましてくれます。

体力勝負のカヌー体験

「ビーバーブラザースのカヌー体験」はパーク内で唯一、人力の体力派アトラクションです。
カヌーの前後のキャストが操舵、指導をしてくれますが、基本的にはゲストが自分で漕がなければなりません。

ｶﾇｰ

せっかくのディズニーランドでこれでなくても、と思う人もいるでしょう。
しかしキャストとゲストが一体となることができ、なかなか盛り上がるアトラクションです。
特に小学生以上の男の子にはおすすめです。
他ではあまり出会わない、体育会系なキャストも魅力です。

謎多き神秘の要塞

「フォートレス・エクスプロレーション」はディズニーシーにある散策型アトラクションです。
「レオナルド・チャレンジ」という謎解きアトラクションの舞台ですが、挑戦しない人も自由に散策することができます。
フォートレス（要塞）の中は意外に複雑で迷路になっており、慣れない人は迷ってしまいます。

フォートレス・エクスプロレーション１

幻想的な星座図と太陽系儀、地球が自転していることを証明するフーコーの振り子。
子供の頃に持っていた、宇宙や世界への「不思議」や「恐怖」の気持ちを思い起こさせます。
大航海時代を彷彿させる船の模型は１００円で操縦でき、パーク内では珍しいゲームセンター的な感じを楽しめます。
小さい子供が遊べるプレイグラウンドもありますし、日が暮れた後は要塞の上から見る夜景はカップルにおすすめです。

フォートレス・エクスプロレーション２

以前はこの要塞についての特設サイトが公式ホームページに設けられていましたが、今では簡単な紹介のみになってしまっています。
そのバックストーリーは現地でキャストに聞いたり、地図を入手して自分で解き明かしましょう。
知れば知るほどディズニーの奥深さを感じさせるアトラクションです。

まとめ

いかがでしたか？
カヌーはさておき、他３つのアトラクションに共通するのは、その設定の奥深さです。
ひとつひとつのストーリーをよく知って散策してみると、いつもの夢の国とは違う別の世界を体験した気分になります。

紹介した４つのアトラクションはパークが混んでいる時も比較的空いています。
混雑してる時は、イライラせずこれらのアトラクションをゆっくりまわってみたらどうでしょう。
新たなディズニーの魅力を発見できるはずです。